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〈定位哲学講座〉
これまでの動画でもお知らせしてきましたが、本講座も史料のさらなる読み込みが必要な段階にさしかかりましたので、しばらく中断することにします。並行して行っている〈今日の哲学〉シリーズも、本質的には同一の近代的価値の展開・保全をめぐっていますので、特にこれまでチャンネル登録をしていただいた方々には、一度ざっとのぞいてみることをお勧めしたいと思います。
中断にあたり、いささか感慨を述べさせていただきますと、近代的価値そのものがこれほど危殆に瀕するだろうとは、少なくともコロナ禍とウクライナ侵攻以前には、わたしばかりでなく、おそらく誰一人予測する人はいなかったのではないかと思います。
しかし状況は進み、目下はすでに大戦前夜のような不吉な雰囲気まで立ちこめはじめています。そこでいまいちど、わたしたち普通人、生活人の〈正気〉を保つにはどうすればいいのか、哲学として、哲学者としてこの大混乱にどう対峙すべきなのか、それをこれからも見据えて仕事をしていくつもりです。
講座の再開が可能な日がくれば、またお会いできることを楽しみにしています。一般的とも平易ともいえない本講座を真剣に視聴していただき、ほんとうにありがとうございました。深く感謝します。わたしの史料読解が(それがかなり癖の強いものであることは本人も自覚していますが)、みなさんの〈近代的定位〉の助けにすこしでもなったなら、とてもうれしく思います。
〈近代的定位の根源〉本論第五章:維新の対位法 第二十三回:田中正造と義民払奸
本講座は、近代的定位論の序論としてすでに公開済みの〈近代的定位の根源 序論 第一回~第六回〉(各3回、計18本の動画)に続く本論にあたるものです。あわせて序論のほうも参照していただければ幸いです。
〈近代的定位〉本論第二十三回目で使用する「テキスト」及び「キーワードと年表」は、以下のPDFファイルをご覧下さい。
YouTube 動画では、これを四回に分けて講義します。これまでと同様に、動画は毎週末(金曜日)にアップしていきます。
本論第二十三回(その1~4)はすでにYouTube にアップしてありますので、以下の青字の部分をクリックしてご視聴下さい。
各回の内容については、YouTube動画の概要欄のなかでも簡単に触れていますので、ご視聴前にお読みいただければ幸いです。
近代的定位 本論 第二十三回:田中正造と義民払奸(その1)
近代的定位 本論 第二十三回:田中正造と義民払奸(その2)
近代的定位 本論 第二十三回:田中正造と義民払奸(その3)
近代的定位 本論 第二十三回:田中正造と義民払奸(その4)
テキスト(PDF):資料ダウンロード
キーワードと年表(PDF):資料ダウンロード
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