ギターに響く近代 第八回:不調和の調和
第八回は「不調和の調和」というテーマで、ルネサンス芸術全般が目指したこの共通理念を当時の音楽たちがどのように理解し、それを近代音楽がどのように引き継ぎ実現していったのかという問題を、古代ギリシア音楽の規則を取り込んだ中世キリスト教音楽の教会旋法とも比較しながら解説します。
そして、現在、わたしたちの誰もがごく自然に聴きとっている長調と短調の違いというものが、実は近代以降の音楽において定着したものであることについてもお話ししたいと思います。
講座動画:
ギターに響く近代 第八回:不調和の調和(その1)
ギターに響く近代 第八回:不調和の調和(その2)
ギターに響く近代 第八回:不調和の調和(その3)
副教材動画(曲と解説):
8-1 F. Tárrega: Prelude No. 1, F. Tárrega: Prelude No. 5.
8-2 Luis de Narvaez: Guardame las Vacas, Luis de Milan: Pavane No. 1.
8-3 F. Sor: Etude Op. 35-3, Etude Op. 60-13 and Etude Op. 6-12.
8-4 F. Sor: Etude Op. 6-8 and Etude Op. 35-13
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