深沢レポート
シリコンバレーからベリーズへ
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マヤからの報告2(由紀)
ホンデュラス〜南ベリーズ
1995年9月(準備中)
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北ベリーズ〜グゥアテマラ、マヤ紀行
深沢武雄
9. ニューリバー・ラグーン
3月7日早朝、タワーヒルからニューリバーを遡ってラマナイ遺跡に向かう。今度のボートは、セロス行きの釣船よりはややましな4人乗りの川船である。船頭は、50歳前後の気さくな男で、名は、ドナルドといった。若い頃は、このニューリバーではワニ狩りとして名を馳せたこともある。しかし、最近では、肝心のワニもめっきり少なくなり、今ではしがない案内役だ、と言ってやや自虐的な笑みを浮かべていた。
タワーヒルを出ると、ボートは間もなく密林地帯に入る。そこではニューリバーも複雑に分岐しており、ガイドなくしてはたちまち迷路にはまり込んでしまうに違いない。川幅も時には狭まり、また時には拡がって水鳥の天国となる。流れをほとんど感じさせない静かな川面には、ちょうど熱帯睡蓮が純白の花弁を開き切った時刻でもあった。ニューリバーの舟旅は約2時間半。やがて、川は広々とした湖と変わり、その西岸の樹影のやや小高く盛りあがったあたりがラマナイ遺跡だという。近ずくと、あれはおそらく神殿の頂上部でもあろうか、白く輝く岩肌らしきものがはっきりと樹間に見えてくる。
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