マヤ神殿
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マヤからの報告1(深沢)
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(1994年8月)
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(1995年3月)
コパン〜南ベリーズへ(準備中)
(1995年9月)
マヤからの報告2(由紀)
ホンデュラス〜南ベリーズ
(1995年9月)
フォトギャラリー
プウク・マヤ遺跡
ベリーズのマヤ遺跡
マヤ文献
CD−ROM
『マヤ神殿とその壁面装飾』
第1巻(プウク篇)
第2巻(ベリーズ篇)
第3巻(ペテン篇)
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遺構5(神殿)/セロス遺跡(Cerros Ruins)
セロスで最も早く建てられた神殿である(図9)。階段を除く基壇の底部は約19メートル×14メートルである。海辺に近く、海と陸とを媒介する場所が選ばれたことがわかる。この水平方向の要であるばかりでなく、2段の基壇を作り上げることで上下方向、すなわち天と地の媒介をする役割を果たしていたと考えられる。これは、現在は保存のために埋め戻されてしまったが、南側正面部分の壁面を飾っていた漆喰のレリーフと関連している。中央の階段を挟んで、その左右に漆喰のレリーフが上下2つずつ、計4つ並んでいる。右、すなわち東側下段は、日の出の神の顔、その上は明けの明星(金星)の神の顔、東側下段は日没の神の顔、その上が宵の明星(金星)の神の顔であるとされている(図10)。東から出る太陽とそれに続く明けの明星、西に沈む太陽とそれに続いて現れる宵の明星という天体運行の順が描かれていることになる。儀礼を司る王は、中央の階段を上下することや、最上段にある部屋の中を反時計回りに移動することで、天体の動きを象徴したと考えられる。
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