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鳥居龍蔵像 |
■はじめに
民族学フィールドワークの先覚者として知られる鳥居龍蔵博士は、学者としての生涯の大半を国内外の現地調査に費やされ、数多くの著作とともに博士自らが撮影した膨大な写真資料を遺された。
鳥居博士の遺された写真資料は、原板のまま永らく東京大学理学部人類学教室に保管された後、東京大学総合研究資料館(現総合研究博物館)に移管されたが、乾板の損傷や劣化が目立ち始めたため、昭和63年度・平成元年度文部省科学研究費補助金総合研究(A)の交付を受け、「鳥居龍蔵博士の日本周辺諸民族写真・乾板の再生・保存・照合」が実施された。その成果のひとつとして「鳥居龍蔵写真資料カタログ4部作」が刊行されたが、本HP制作は、平成19年度・三菱財団人文科学研究助成ならびに全日本社会貢献団体機構の支援を受け、その4部作の写真資料ならびに解説・論文を中心に他の関連資料も収集してデジタル化し、これをホームページ「鳥居龍蔵とその世界」として公開し、研究者のみならず一般の人々の博士と民族学に関する理解と関心を喚起することを目的として実現されたものである。
鳥居龍蔵資料アーカイブ推進協議会
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高知工科大学・総合研究所 博物資源工学センター 鳥居龍蔵資料アーカイブ推進協議会 〒782-8502 高知県香美市土佐山田町宮ノ口185
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