遺跡の概要ですでに説明したように、セロスに劇的な社会変化が生じる直前は、ここは漁村であり、交易の中継基地であった。今日目にすることができる広場(遺構1)の直下に、この時期の住居が埋まっている。大規模な建築活動の開始とともに、こうした住居は壊され、土器や装飾品も打ち欠いて埋められた。仕切壁が設けられ、石や土が投げ込まれ、盛り上げられた後、最終的に白い上塗りで床が張られた。こうして遺構4の東側には、広場が出現したのである。
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