 |
A painting of a horse of right side.右向きの簡略化した馬の絵。頚部から背にかけての線や臀部、尾、腹部、二重線の前 脚、はっきりしない頭の線が描かれている。同じパネルと近くの別のパネルに、同じ年 代の初頭に単線で線刻されたものがいくつかある。
|
 |
簡略化した動物の絵がある壁面。オスジカが多く、単線で線刻されている。実際は角の あるオスジカが3頭とメスジカ1頭、良く判別できない四つ足動物が2頭その右の方にあ るが、その均整からしてオスジカであろう。その中で、中央で逆を向いて、部分的に重 ね描きになっている2頭のオスジカが目を引く。両側に別のオスジカが4頭あり、構図は これで完成している。右にはオスジカが2頭描かれている。不完全な方は、頭部と背の 始まり部分の線、胸の線だけが描かれている。写真では見にくい2頭目のオスジカは、 頭以外は完全に表現されている。中央の構図の左に、オスジカとメスジカが相対してい る絵がある。オスジカは一部が鍾乳石で覆われているが、腹部を除いて完全に表現され ている。メスジカの方も鍾乳石の影響を受けているが頭部と背、胸の部分が残ってい る。
|
 |
左向きのほぼ完全なオスジカの絵。単線でしかも1本の線で線刻されている。写真で は、長い頭とその先の角も描かれ、頚部から背にかけての線が完全で、胸部や腹部が見 えている。
|
 |
右向きのオスジカの絵。ほぼ完全に描かれている。逆向きのオスジカ(CA002-5)と、 部分的に重なっているが、これは後期旧石器時代では良く使われた構図である。角のあ る頭部が表現され、頚部から背にかけての完全な線は尾に続き、臀部や腹部、下の方で は2脚を1本で表わし、また額の線もある。このパネルの他の絵と同様、大変簡単で、内 側の詳細や体の分割線も表わされていない。シカの尾の下に、左向きのとても単純なメ スジカの頭部が描かれている。
|
 |
右向きのオスジカの絵であるが、不完全である。描かれているのは、一見角のない頭部 の輪郭、背の前の部分、胸の線が表現されている。このパネルの他の絵と同じ、線刻と いう技法が使われている。別の頭のないオスジカの上に重ね描きしてある。この写真で は頚部から背にかけての線と臀部の始まりの部分が見えている。
|