3月9日早朝、サン・イグナシオのホテルからシュナントニッチの遺跡を訪ね、夕方、その足でグァテマラ国境の町、ベンケ・ビエホ・デル・カルメンに向かった。 グァテマラに向かう旅行者は、ベンケ・ビエホで通関を済ませ、グァテマラ側のバスに乗り換えて峠を下るのである。目的地はフローレス、正確に言えばその隣のサンタ・エレーナである。私たちは、サンタ・エレーナで一泊し、翌朝は、いよいよティカル、ワシャクトゥン方面に向かうことになる。詳しくは、続篇『ペテン篇』で述べることにする。
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