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サン・エステバンのマウンド
砂糖キビ畑が稲穂であれば、それは、さしずめ奈良の明日香村あたりの鎮守の森である。
[ SEV 0106 ]
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サン・エステバンのマウンド マウンド自体は木々によって覆われているため、形状は明らかでない。調査の結果、クエージョと同じ様に、前900〜前600年頃、すなわち先古典期中期にさかのぼるような土器が確認されている。古典期に入っても利用されたと考えられ、小規模なセンターの一つとして、古典期前期には人口が増加し、最大の繁栄を迎えたようだ。
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サン・エステバンのマウンド
マウンドのひとつに登ってみると、樹木に覆われた小高い丘の頂上付近には、わずかに遺構らしき石灰質の露出した部分がみえた。
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