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遺構A1頂上構造物装飾壁面
遺構A1頂上付近の構造物には、ユカタン半島プウク地方のマヤ神殿で見た「疑似円柱」に似た建築装飾が見られた。 |
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遺構A1 頂上付近
現在目にすることができる建物は、その最終段階であり、残っている部分で、奥行34メートル、幅47メートルほど、また広場からの高さは約14.5メートルほどである。したがって内部を掘れば古い時期の建物が現れることになる。 |
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遺構A8南側面
遺構A8はA2の背後、すなわち西側に位置する建物である。A1同様に大きく3つの改修時期が確認されている。最も古い部分についてははっきりわかっていないが、原古典期から古典期前期の初頭と思われる。2時期目になると、18メートル四方の基壇が作られた。高さは2.5メートルほどである。この時期、東側にはA2がまだ存在せず、A8は直接広場Aに面していた。 |
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遺構A3頂上部構造物
A3は、3つの基壇より構成され、29メートルの幅、24メートルの奥行をもつ。残りのよいところで広場から9.5メートルの高さがある。2期目の階段を支える土台の部分から直径50センチほどの石灰岩製の円形の彫刻が出土している。王らしき人物が台座に座り、手を胸に当てて、目下の人物に語りかけている場面が刻まれている。
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遺構B4(太陽の神殿)南西側面
主な形状は、2期目にも受け継がれるが、高さはやや増す。全体は、広場Bに向かってやや突き出た基壇とその後方にそびえる6段の基壇よりなる。
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